通番 | 1360 | 報告書番号 | 1986-原電-T023 |
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情報区分 |
トラブル情報 |
報告書状態 | 最終報告 |
事象発生日時 | 1986年 12月 10日 | 事象発生日時(補足) | |
会社名 | 日本原子力発電株式会社 | 発電所 | 敦賀発電所2号 |
件名 | 燃料集合体漏えいについて | ||
国への法令報告根拠 | 通産大臣通達 | 国際原子力 事象評価尺度(INES) |
事象発生時の状況 |
敦賀発電所2号機は,昭和61年4月17日燃料装荷以降,30%,50%,75%,100%出力での各種試験を行ってきた。この間,原子炉施設保安規定に基づき,一次冷却中のヨウ素131濃度及び停止時ヨウ素131の増加量を測定したが,その結果,漏えい燃料の存在が推定されたので,100%負荷しゃ断試験後の停止点検時に燃料検査を実施した。 燃料シッピング検査の結果,燃料集合体1体(MJ2A65)に漏えいのあることが認められた。 |
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事象発生箇所 |
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原因調査の概要 |
当該燃料集合体(JM2A65)について,水中テレビによる外観検査を実施した結果,異常は認められなかった。 |
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事象の原因 |
シッピング検査の結果,漏えい燃料と判定されたが,外観検査の結果異常がなかったことから,微小なピンホールが発生したものと考えられる。 |
原因分類 | その他>その他 |
事象の種別 | 火災に該当しない事象 |
再発防止対策 |
漏えいのあった燃料集合体(MJ2A65)は,再使用せず使用済燃料ピットに保管する。 |
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水平展開の検討 | 対象外 |
添付資料 |
状況図 MKE002240ZU(83KB)
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プレスリリース |
発生時運転モード | モード6 | 発生前の電気出力 | 0[MW] |
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発見の方法 | 試験・検査 | ||
発電所への影響 | なし |
外部への放射能の影響 | なし | ||
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保安規定違反 | なし | ||
検査指摘事項の 深刻度(SL)判定結果 |
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運転上の 制限外への移行 |
なし | ||
自動で作動した安全系 | なし | 手動で作動した安全系 | なし |
同発電所で発生した 同様事例 |
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その他 |