通番 | 8 | ||
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文書発行日 | 2005年05月17日 | ||
対象プラント |
アメリカ |
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件名 | Keno-V.a臨界コードの形状モデリングにおける非安全側のエラーの可能性 | ||
出典(資料番号) | NRC Information Notice 2005-13 | ||
原文URL | |||
内容 |
NRCは、幾何モデルを用いた臨界計算コードKeno-V.aにおいて、非安全側の結果が得られることを本I.N.で通知した。 Keno-V.aは、任意の立体形状における中性子輸送方程式を解くためのモンテカルロ法コードであるが、幾つかの臨界安全ベンチマーク評価において1〜1.5%実効増倍率が低く計算されることが確認された。Keno-V.aを用いた形状モデリングで、円筒形や半円筒形の穴に幾何学的領域を定義する穴オプションを用い境界面を共有している場合には計算値に丸め誤差が生じ得る。オークリッジ国立研究所(ORNL)は、円筒形や半円筒形の穴を用いてモデリングされた幾何形状では共有境界面についてチェックすることを推奨している。 |
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添付資料 | なし |
BWR | 国内のBWRでも、未臨界評価を行う設備のうちKenoコードを使用している設備はあるが、今回報告された不具合の生じる形状モデルを採用しておらず、新たな対応は不要。 |
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PWR | 国内のPWRでも、未臨界評価を行う設備のうちKenoコードを使用している設備はあるが、今回報告された不具合の生じる形状モデルを採用しておらず、新たな対応は不要。 |