【登録日】
2006/09/29
【更新日】
2012/04/11
更新履歴

基本情報

通番 44
文書発行日 2006年07月10日
対象プラント

アメリカ  : ブレードウッド,バイロン,ドレスデン

件名 放射能を帯びた水の検知されない漏えいによる地下水の汚染
出典(資料番号) NRC Information Notice 2006-13 
原文URL
内容  NRCは、放射性流体を内蔵或いは輸送する構築物、システム、機器からの検知されない漏えいにより、複数の施設で地下水の放射能汚染が発生している事例を知らせるため本I.N.を発行する。
 NRCは、地下水汚染事象に関連して以下の点について重要と認識している。
・敷地内の地下水のサンプリングと分析が、漏えいを検知する実行可能な唯一の方法である。
・トリチウムの分析以外に、ガンマ線放出体その他の放射性物質の検出方法について検討すべきである。さらに、地下水流路の把握がモニタリング手法の確立に役立つ。
・使用済燃料プール(SFP)は、蒸発量が大きいこと等から、SFP漏えい検出について特別の配慮が必要である。

受領者は、類似の問題を回避するための適切な予防措置を検討することが望ましい。
添付資料 なし

国内対応

BWR 国内BWRプラントの液体状の放射性物質を内蔵する機器・配管について、漏えいした場合の地下水汚染の可能性を検討した結果、漏えい水が直接地下水にしみ込まないこと、もしくは適切な設備管理が実施されていることから新たな対策は不要。
PWR 国内PWRプラントの液体状の放射性物質を内蔵する機器・配管について、漏えいした場合の地下水汚染の可能性を検討した結果、漏えい水が直接地下水にしみ込まないこと、もしくは適切な設備管理が実施されていることから新たな対策は不要。